ダイアナ妃に学ぶ、相手をその気にさせる方法(女子SPA!)



【エリカ・アンギャルさん インタビュー Vol.3】

 ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めていた美のカリスマ、エリカ・アンギャルさんへのインタビュー。最新刊『ラブダイエット~スイーツなしで体と心を満たす美の教科書』には、生活に潤いを与えるヒントがたくさん盛り込まれています。

 最終回となる今回は、日々のトキメキの見つけ方からパートナー選びの方法まで、女性としての人生を豊かにするためのノウハウを伺いました。

◆ダイアナ妃は“気のあるそぶり”がお上手

――『ラブダイエット』の中に、「パートナー以外の異性と二人でご飯を食べたりおしゃべりをしたりするのは、マンネリになりがちな日常に新しい風を吹き込んでくれる」と書かれていましたね。確かに、パートナー以外から刺激を得ることで、パートナーに対しても新鮮な気持ちで接することができるようになるかも……と思いました。

エリカ:誤解してほしくないのは、それは決して浮気や不倫ではないということ。異性と会話を楽しんだり、アイコンタクトをしたり、軽くスキンシップを取ったりすることを英語で「Flirt(フラート)」というのですが、フラートは大人のたしなみなんです。

お互いに恋愛感情はなく恋愛関係にはならなくても、その場の会話を楽しむことで相手の魅力を知ることができ、ちょっとドキッとしたりしますよね。そのトキメキを日々の潤いとして、純粋に楽しむんです。逆にこうしたコミュニケーションで気持ちを満たすことで、浮気や不倫に走る危険性を抑制できるのではないでしょうか。

――そうですね。夫とセックスレスで異性との触れ合いがまったくなく鬱屈した日々を送る主婦が、いきなり出会い系で不倫……なんてケースをよく聞きますから。フラートを楽しむほうがずっと健全ですね。

エリカ:英語では「Harmless Fun(ハームレス・ファン)」といって、フラートは誰も傷つけない“無害なお楽しみ”なんです。実はイギリスのダイアナ妃は、フラートが上手なことで有名だったんですよ。意図的に視線を合わせてふいに笑いかけたり、話している相手の腕に軽く手を添えたりと、自然なフラートがとても魅力的だったそうです。

彼女はシャイなので、きっとはにかんだような、少し照れくさそうな表情を浮かべたりしていたはず。それがさらなる魅力だったのではないでしょうか。

◆気になる相手へのアイコンタクトは0.5秒長めに

――日本人も基本的にシャイなので、学べることは多そうですね。でも、日本にはスキンシップやアイコンタクトの文化がないので、いきなりフラートをしたら相手にビックリされてしまうかも。

エリカ:もちろん、日本人の場合はステップを踏んだほうがいいですね。いきなりカフェで手を触られたりしたら、相手もオロオロしてしまうでしょう(笑)。ひとまず、二人でバーでお酒を飲むような状況になったら、腕にソフトタッチをしてみる。それくらいから始めるのがいいのではないでしょうか。

アイコンタクトも非常に効果的なのですが、2~3秒見つめるのは日本人には長すぎるはず。目が合ったときに普段より0.5秒長く見て、ちょっとだけ笑う。これだけでもとってもキュートで、二人の間にいつもと違う空気が流れるようになりますよ。

――本の中ではカフェの店員さんに話しかけることもオススメされてましたね。

エリカ:はい。異性の友人がいない人や、異性に話しかけることに慣れていない人は、ぜひカフェなどでお気に入りの店員さんを見つけてください。そして、まずは「今日のおすすめはなんですか?」「このコーヒーはどこの国の豆ですか?」といった相手の答えやすい質問をしてみるんです。

そうやって少しずつ距離を縮め、行くたびに軽く会話をしたり微笑み合ったりするようになったら、ちょっとトキめきませんか? ちょっとしたトキメキでもドーパミンの分泌が活性化し、モチベーションが高まることは科学的にも証明されているので、生活にハリがないと思っている人はすぐに試してほしいですね。

――フラートは意中の男性をその気にさせるためにも使えますよね?

エリカ:それはもちろんです。フラートは練習すれば誰でも上手にできるようになるので、慣れたら効果的に使ってください。

◆情熱的なキスには意外な効能が!

――「男女が惹かれ合う理由は意識的に感じることができない繊細な体臭にある」と書かれていたのも、とても興味深かったです。

エリカ:私たちはより生命力の強い子孫を残すために、自分とは違う免疫システムを持つ異性を常に探しているのですが、体の匂いはそれを見分けるための大切な手がかりなんですよ。そして、その診断のもっとも有効的な手段が“情熱的なキス”なんです。

いわゆるディープキスをすると、唾液の中に含まれる成分や舌の感触、匂いなど多くの情報を脳に送ることができ、より精度の高い診断を導き出せるんですね(※)。

――頭でアレコレ考えなくても、本能的にわかるものですか?

エリカ:ええ。相性のいい人だと気持ちよくて、相性のよくない人だと気持ち悪かったりしっくりこなかったりするはずです。相手のキスが上手いか下手かは問題ではないので、たとえ上手でも相性がよくないと違和感があると思いますよ。ですから、明らかに違和感があるのに「経済力があるから」「顔が好みだから」といった理由で付き合ったり結婚を決めたりするのはおすすめできませんね。

――じゃあ、本格的に付き合う前にディープキスまではしておいたほうがいいんですね!

エリカ:そうですね(笑)。キスにはハグと同様に幸せホルモン・オキシトシンを促す作用がありますし、ディープキスには顔の輪郭がシャープに保たれる効果や、免疫力をアップさせる効果などがあることもわかってきています。いざパートナーを見つけた後も、情熱的なキスはたくさん楽しんでください。

※Wiredの記事「SCIENTISTS AGREE: IT’S IN HIS KISS」より

【エリカ・アンギャル プロフィール】

1969年オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒業、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒業(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南。栄養学、薬理学、生理学など予防医学における幅広い専門知識を駆使し、”内側からより美しく、心も身体も健やかに輝く”をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信する。



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